『夫婦間だと話し合いが進まない!』

『協議離婚で解決できる見込みがない』

『離婚調停ってなに?』

『離婚調停って、どういう手続きが必要なの?』

などと、離婚や離婚調停に対しての知識がない方が多いと思います。

また、夫婦間の話し合いだけではどうにもならないという方もいるでしょう。

過去に離婚の経験はなく、今回が初めてだという方がほとんどですよね。

実は、結婚する時よりもはるかにやることが多いのが離婚です・・

今回は、離婚調停の手続きと流れについて解説していきたいと思います(゜_゜>)

離婚調停とは?

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まず離婚調停とは、夫婦間の間に中立な立場である第三者(調停委員)を介して、離婚についての話し合いを進めていくものです。

これは、申立人が離婚を求めているときは離婚調停とよばれ、申立人が離婚ではなく関係修復を求めている場合、円満調停と呼ばれます。

どちらも、行われる場所は家庭裁判所です。

この離婚調停のメリットは、夫婦の間に第三者が介入することで、お互いがより冷静な判断ができるようになる点です。

浮気や離婚といったデリケートな話を夫婦だけで進めると、つい感情的になり話が解決に向かわないなんてことは多いです。

また、家庭の問題に友人などを巻き込むのも気が引けますよね・・

そういった場合にこの離婚調停で、離婚について話し合いを進めていくという手段をとる方が多いです。

また、離婚調停は裁判ではありませんので区別しておきましょう!

裁判とはなにが違うの?

では、裁判との違いはなんでしょうか?

裁判と離婚調停の大きな違いは、以下の2点です。

①法的強制力があるかどうか
②やり取りが公開されるかされないか

まず①についてですが、裁判の場合、裁判官の判決は強制です。

しかし、離婚調停での決定は法的な強制力はありません。

最終的には、お互いの合意が求められるので、納得した結論を出すことができるといえます。

続いて②についてですが、離婚調停の場合に夫婦の間に入るのは調停委員2名と裁判官1名だけで、それ以外にやり取りが公開されることはありません。

しかし、裁判となるとやり取りは関係者以外にも公になります。

できれば、離婚調停で解決させたいところですが、離婚調停不成立の場合はこの離婚裁判にいくことが多いですね(^_^.)

離婚調停の流れと手続について

では、具体的な離婚調停の流れと手続について説明していきます。

必要書類や費用についてもあわせて説明していますので、参考にしてください!

①離婚調停の申し立て

まず、離婚調停へ申し立てをします。

この申し立て後から1~2か月後に、第一回目の調停日が指定されます。

なので、この第一回目の調停日までの間に話したい内容をまとめておきましょう!

例えば、なぜ離婚をしようとおもったのかや現在の夫婦関係について話せるようにしておくことがポイントです。

さらに、慰謝料や財産分与、親権や養育費についても問われますので考えをまとめておくとスムーズです。

申し立ての際の必要書類

以下は、申し立ての際に必要な書類になりますので欠かさず用意しましょう!

  • 夫婦関係調整調停申込書
  • 夫婦の戸籍謄本(裁判所によっては住民票も)
  • 申立人の印鑑
  • 年金分割のための情報通知書
  • 収入印紙
  • 切手
  • 離婚の原因となる書類

夫婦関係調整調停申込書については
こちら
からダウンロード可能です。

また、離婚の原因となる書類というのは、不倫が原因であれば不貞行為の証拠、暴力が原因であれば診断書などのことです。

離婚の原因となる証拠は必ず手元に残しておきましょう!

申し立ての際にかかる費用

申し立ての際にかかる費用ですが、だいたい合計2500円程度になります。

下記が内訳です。

・収入印紙代1200円
・郵便切手代800円前後
・戸籍謄本代450円

また、弁護士に調停を依頼する場合は、これに別途で弁護士費用がかかります。

最初の相談は無料でできる場合もありますが、弁護士に依頼する場合着手金としてはだいたい40万円が相場のようです。

②第一回目の調停

裁判所から届いた、期日通知書の日時に家庭裁判所に向かいます。

このとき、遅刻は厳禁です。

必ず時間に余裕をもって出発しましょう!

調停期日の際の持ち物

調停期日の当日の持ち物は以下です。

・期日通知書
・印鑑
・身分証明書

※期日通知書に記載されている注意事項をしっかりと読んだうえで、忘れ物をすることのないように!

待合室で待機

必要な持ち物をもって、予定時間前に到着をしたら、待合室で待機します。

このとき、夫婦は同室ではなく、それぞれ別室にて待機します。

DV被害などで、顔を合わせたくないという方は心配する必要はありません。

申立人が先に入室

まずは、申立人の方から先に呼び出されます。

一回目の調停では、離婚調停の進め方や手続きなどの説明からしてくれます。

その後、申立人から調停委員に対して、離婚を決断した経緯や終着地点はどこなのかなどについて話します。

時間はおよそ30分程度が目安です。

そして、話が終わったらもう一度待合室に戻ります。

相手方が入室

続いて、相手が呼び出され入室します。

この際、申立人に話した内容と同じことを説明されます。

その後、相手側の主張を聞いたうえで、申立人の話した主張を相手に伝えます。

ここまで、全体の所要時間は2~3時間ほどで、夫婦が顔を合わさずに調停が行われます。

③第二回目以降の調停

第二回目以降の期日は、明確な決まりはありませんが約一か月後となります。

一回の離婚調停で終了することはなかなかありませんが、二回目で終了するということは少なくありません。

もちろん、10回以上になる夫婦もいます。

どちらかが主張を一切曲げなければ、解決にはものすごく時間がかかります。

この離婚調停をはやく終わらせるためには、夫婦間で折り合いをつけるポイントをはやく見つけることが重要です!

④離婚調停の終了

調停の終了は、離婚調停成立した場合と、離婚調停不成立の場合の2パターンに分かれます。

調停での話し合いを経て、双方が離婚に合意し、調停委員も離婚を認めた場合離婚調停成立となります。

その際は、離婚届を提出して解決です。

逆に、離婚調停での話し合いでは、双方の合意が難しいと判断された場合、離婚調停不成立となります。

この際は、離婚裁判の訴えを提起するか、もう一度夫婦間で話し合うなど、夫婦によって進む方向はさまざまです。

また、途中で離婚調停を取り下げた場合も終了になります。

ここまで来るのに、相当な体力と精神力が必要になります(>_<) なかにはうつになってしまう方などもいるので、覚悟をもって挑む必要があるかもしれません。

離婚調停で解決できる問題

以下は、離婚調停で解決できる問題です。

  • 慰謝料
  • 子どもの親権および面会交流
  • 養育費の支払い額と方法
  • 財産分与および年金分割

慰謝料や子どもの親権、養育費についてはなかなか夫婦間だけで決めるのは難しいと思います。

この点において、離婚調停の調停委員は専門知識をもったプロです。

夫婦間ではなかなか解決しない問題でも、調停委員を介することによってよりスムーズに進められるでしょう。

これらの問題については、くわしく解説してある記事があるのでこちらも参考にしてみてください(*^_^*)

“絶対許さない!浮気をされた場合の慰謝料請求の手順”
“養育費っていくらもらえるの?”
“財産分与ってどうなるの?離婚する場合の財産分与”
“いったいどのくらい?浮気をされた場合の慰謝料の相場”

まとめ

今回は、離婚調停の流れと手続について解説しました!

いかがでしたでしょうか?

あなたの参考になれば幸いです(*^^*)